2013グランプリファイナルで得たもの。羽生結弦の成長にかかせないある要素とは？EXのyoutube動画つき [羽生結弦 動画 youtube 2013グランプ]
フィギュアスケートの2014-2015シーズンも終わりが近付いています。
今シーズンも、昨シーズンに劣らない素晴らしい活躍を見せた羽生結弦選手。
あんなすごい才能があればいいのに…。
ときどきそんな風に思ってしまいます＾＾；
しかし、羽生選手は決して才能だけの人間ではありません。
2013年のグランプリファイナルで初優勝した羽生選手は、試合後インタビューでこう語っています。
「勝ち負けよりも自分がどれだけ成長できるかを重視していましたし、どんな経験をできるかを重点に置いて今回の試合に臨んでいました。」
昨年、中国杯の練習中に衝突事故を起こしたときも、「貴重な経験をさせてもらった」と前向きにとらえていた羽生選手。
何よりも経験が自分を精神的に、そして選手として成長させてくれるのだということをよく知っているのでしょうね。
また高得点での優勝について、「とにかく一生懸命やることだけを考えていました。いままでのスケートカナダやフランス杯では本当にパトリック・チャン選手のことばかり考えていたというか、どれだけ差があるか、どれだけ点数差があるか、どれくらい頑張れば縮められるかといったことばかりを脳の中で分析しちゃったりしていたんです。」と、ライバルを意識しすぎていたことを告白。
「それをなくして、今回は一生懸命やることだけを考えていたので、それが良い結果につながったと思います。」と精神面の変化を話していました。
このとき18歳だった羽生選手。
オリンピックで優勝することになる翌年に向けては、「やっと18歳の最後の滑りが終わり、ちょっとほっとしています。課題はいっぱいありますが、また来年に向けて良い点数が出るように、もっと良い演技ができるようにしっかり頑張っていきたいなと思っています。」と、まだまだ伸び盛りな様子をうかがわせていました。
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良くない出来事も「貴重な経験」として自分の力にする。
そのことによって生まれる新しい価値観が、羽生選手の精神を成長させていきます。
そういった意識の持ち方、考え方は、羽生選手が決して才能だけで伸び上がってきたわけではないことを物語っていますよね。
↑初優勝を決めた2013グランプリファイナルのyoutube動画。このエキシビションでは金メダリストらしくアンコールにも応えています。
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