【動画で振り返る】ソチエキシビション『ホワイト・レジェンド』で羽生結弦が表現したものとは？ [羽生結弦 動画 ソチ エキシビション]
フィギュアスケートは、スポーツとしてだけでなくその美しい演技を”見て楽しむ”競技でもあります。
特に試合が終わった後の緊張の解けた状態で、観客を楽しませるために行われるエキビビション。
みなさんの中にも、実はエキシビションを一番楽しみにしている！という方も多いのではないでしょうか？
ソチオリンピックでは、金メダルを獲得した羽生結弦選手を始め、町田樹選手、高橋大輔選手、浅田真央選手といった、日本のトップスケーターたちの生彩な演技が披露されました。
羽生選手は、地元ロシアの作曲家であるチャイコフスキーの「白鳥の湖」から、『ホワイト・レジェンド』をチョイス。
羽生選手は、自身のことを「感情を出そうとすると自分の内側に入っていってしまうタイプ」だと話しています。
しかし今回のエキシビションでは、感情を外に出そうという意識を強く持って演技に臨んだそう。
それは、この「白鳥の湖」は2011年に東日本大震災後初めてのアイスショーで踊った曲であるからなのでしょう。
この曲をソチでやろうか悩んだそうですが、金メダルを獲ったこともあり、ここでやることを決意したのだそうです。
普段感情を表に出さない人が無理に本音を出そうとすると、わざとらしくなってしまったり、かえって厄介なことになってしまうものです。
「感情を外に出す」とは、内にこもりがちな羽生選手にとっては難しいこと。
それでも、「被災地が立ち上がる姿をイメージして演技をした」という羽生選手は、このオリンピックという大舞台に連れて来てくれた東北の人たちの支えに感謝し、また一つ殻を破っていったのでしょう。
 羽生結弦新たなる飛翔 |
世界中の目が一挙に向けられるオリンピックだからこそ、日本が持つ力を見せる”チャンス”だとも思ったのかもしれませんね。
↑ソチオリンピックのエキシビション「ホワイト・レジェンド」の動画。「『白鳥の湖』じゃなくて『鶴の湖』だ」という視聴者のコメントが印象的でした。
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