【もう一度見たい名演技】異様な盛り上がりをみせた羽生結弦の世界選手権2012「ロミオとジュリエット」動画 [羽生結弦 動画 世界選手権 2012]
ジュニア時代から多くの大会で賞を勝ち取ってきた羽生結弦選手。
その逸材は、ソチオリンピックで優勝する前から注目されていました。
2012年の世界選手権に出場した、当時17歳の羽生選手。
SP(ショートプログラム)では7位と振るわなかったものの、FS(フリースケーティング)では2位、総合251.06点で、見事銅メダルを獲得したのです。
「ロミオとジュリエット」を選曲した本大会のFSは、羽生選手史上に残る名演技だと評価されています。
前半は見事な4回転トーループを決め、順調な滑り出しをみせます。
しかしステップで転倒すると、そこから激流のように流れる演技で、会場の雰囲気が一転しました。
3アクセル-3トーループのコンビネーションジャンプを決めるなど、前半激しく跳んだ疲れも見せずに、観客の全てを吸い込むかのような猛烈な勢いでラストポーズまでもっていきました。
羽生結弦Over the Topその先へ |
転倒がかえって「休めた」という羽生選手。
しかし、転倒前と後でまったく雰囲気の違う演技を見せた羽生選手のFSは、誰も予想していなかった”異常”とも言える感動を生み出す結果となったのです。
この羽生選手の演技を「アクシデントがあったとはいえ、それがきっかけとなりジュリエットに対するロミオの激しい感情を表現しているように見えた」と評価する人もおり、オリンピックチャンピオンとなった今でも名演技として語られる演目になっているのです。
↑2012年の世界選手権で演じた「ロミオとジュリエット」の動画。音楽にも負けない観客の手拍子と声援が異常なほど盛り上がっています。
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