教え子を想うオーサーコーチが羽生結弦に寄せる信頼!&中国杯の翻訳動画 [羽生結弦 動画 翻訳]
【動画はこの記事の一番下にあります。】
フィギュアスケート選手は、国を越えて仲が良いことで知られています。
共に闘ったライバルとして、また友として切磋琢磨しているのでしょう。
特に羽生結弦選手とハビエル・フェルナンデス選手は、大会で会う度に仲の良い様子が映し出されていますね。
実は羽生選手の現コーチであるブライアン・オーサー氏は、フェルナンデス選手のコーチでもあるのです。
つまり、今年のグランプリファイナルの1位、2位はどちらもオーサーコーチの教え子だということですね。
そんな才能あるコーチから指導を受ける羽生選手について、オーサーコーチはこう語っています。
「みんな知ってると思うけど、ユヅルは才能のかたまりだよ。彼にはハビ(フェルナンデス選手の愛称)とはまったく違うカリスマ性と強い情熱がある。」
YUZURU 羽生結弦写真集 |
またこんなエピソードも。
「クリケット(オーサーコーチのクラブのこと)では毎週月曜日に、ものすごくハードなオフアイストレーニングのクラスをやってるんだ。ほとんどの子たちは愚痴を言ってるよ。オフアイスを終えてリンクでの練習にやってくると、”筋肉痛だー”とか、”脚がブルブルする”とか、”汗びっしょりだ”とか言ってる。でもユヅルは“僕のお気に入りのクラスだよ。あのクラスが大好き”って言うんだ。」
どうやら、羽生選手は若い頃のオーサーコーチに似ているのだとか。
オーサーコーチは、教え子たちが”自分のことを心から信じてくれる人がいる”という実感を持って練習に来てくれることが大切だと考えているそうです。
その方が練習も楽しくなり、目標に向かって良いモチベーションで臨める。
精神的な面で大きな支えになると言います。
数々のメダリストを生み出してきたオーサーコーチ。
羽生選手がすばらしいスケーターになれたのはもちろん本人の才能と努力の賜物ですが、技術面も、そして精神面でもオーサーコーチなくしてはありえなかったことかもしれませんね。
最後に、オーサーコーチがどれほど教え子たちを大切に思っているかが伝わってくる言葉を紹介します。
『自分が悪者になってでも、選手を守る』/ブライアン・オーサー
↑ケガをおして出場した中国杯の翻訳付き動画。オーサーコーチもそうとう心配したそうです。