【フィギュア仲良し写真】メディアが羽生結弦を追い詰める?韓国キム・ヨナも無言の重圧に… [羽生結弦 写真 韓国]
12月に20歳を迎えたばかりの羽生結弦選手。
3年後に韓国で開催される平昌オリンピックのときは23歳になります。
選手として今まで以上に多くの経験を積み、肉体的にも精神的にも成熟期となっていることでしょう
。
多くのプレッシャーや若手ライバルの台頭、加え多忙なスケジュールで体調管理も今まで以上に必要です。
こういった精神的な重圧は、オリンピック王者として誰しも抱えることでしょう。
かつて、同じような状況に悩まされる選手がいました。
2010年のバンクーバーオリンピックの女子フィギュアスケートで優勝した、韓国のキム・ヨナ選手です。
実は、キム選手は羽生選手と同じくブライアン・オーサーコーチの教え子。
両チャンピオンを指導してきたオーサーコーチは、「韓国のマスメディアはいつも大げさで、大変なプレッシャーをヨナにかけます。」と、メディアが1人の選手を苦しめている状況を悲観します。
羽生選手も、中国杯での衝突事故や手術のことなど、ファンのみならず、マスコミが過剰ともいえる反応を見せていました。
また、アジアの選手に多くみられるという「苦しくて辛い練習を数多くこなすほど良い」という考え方も、アスリートを追い詰める原因になるといいます。
キム選手や羽生選手も例外ではなく、「練習しすぎる」ことがかえってケガを引き起こしやすく、結果マイナスになってしまうのです。
キム選手は「練習量を減らすこと」を課題としていたこともあったとか。
そしてもう1つ、金メダリストに求められるのは、「王者らしくしなければならない」ということです。
バンクーバーオリンピックで引退することを考えていたというキム選手。。
しかし、国民の無言のプレッシャーを感じ、引退は許されない雰囲気だったそう。
銀メダルだったソチオリンピックのキム選手を見たオーサーコーチは、「ヨナは明らかに義務的に滑っていた」といいます。
羽生選手がこれからさらに上へのぼっていくには、今のようにがむしゃらに練習するだけではなく、オーサーコーチいわく「シーズンのピークを意識して調節する」ことが必要になっていくのだそうです。
すべての試合、すべてのアイスショーで全力をみせるのではなく、ミスも受け入れること、リラックスして臨むことが大切なのだとか。
”完璧”を目指しがちな羽生選手。
しかし、そのことがかえって自分を痛めつけることになります。
韓国での平昌オリンピックを、ケガなくベストなコンディションで迎えるためにも、自身の意識の持ち方を変えていく必要がありそうです。
↑お茶目なポーズの羽生くん。
YUZURU [ 羽生結弦 ] |