「パリの散歩道」は男らしさの表現?羽生結弦のスケート・アメリカ2012動画 [羽生結弦 動画 パリの散歩道]
出場するどの大会でも、驚くほどの高得点をたたき出す羽生結弦選手。
特に「パリの散歩道」は幾度も90点を超え、とうとう2013年の全日本選手権にて103.10点と、100点を超えてしまいました。
この「パリの散歩道」の振り付けをしたのが、2006年のトリノオリンピック銅メダリストの、カナダのジェフリー・バトルさんです。
自身もプロフィギュアスケーターとして活躍しながら、羽生選手だけでなくパトリック・チャン選手など数多くのスケーターの振り付けを担当。
さらにバージョンアップ。 フィギュアスケート。羽生結弦選手でも話題のパワーストーン。 ひし形ネ… |
2012-2013シーズンで初めて披露された、羽生選手の「パリの散歩道」。
ジェフリーさんはこの年に初めて羽生選手の振り付けを担当することになりましたが、今まで羽生選手が競技用として使用してきた曲の中に「パリの散歩道」と似た系統の音楽がなかったため、正直不安があったそうです。
しかし羽生選手は好意的にこの曲を受け取り、2012年、グランプリシリーズロシア杯のSP(ショートプログラム)で、なんと95.07点を出してみせました。
これまでクラシックを使用することの多かった羽生選手にあえてロック調の音楽を選ぶことは、2012年当時17歳と、子供と大人の境目にあった羽生選手を一段大人へとステップアップさせる、「男らしい荒々しさ」を出させるためだったといいます。
結果として、ジェフリーさんの振付けた「パリの散歩道」は、羽生選手の代表曲として名前があがるようになったのです。
↑2012-2013シーズンのスケート・アメリカでの「パリの散歩道」動画。現在と比べていかがでしょうか?