ケガ、インフル…災難だった羽生結弦の世界選手権2013成績は?FS動画あり [ 羽生結弦 動画 世界選手権2013成績]
羽生結弦選手は、食が細くスタミナが足りないと本人も言っており、オリンピック前から専門家の指導を受けて食事改善を図っていたそうです。
アスリートにとって、体調管理は仕事の一環。
そのことは、2013年に行われた世界選手権ではっきりと現れています。
四大陸選手権の後インフルエンザにかかり、10日間の休養を取った羽生選手。
やっと回復したと思ったら今度は練習中に左膝の腱を痛めるという、アクシデントに次ぐアクシデントに見舞われます。
そしていざ挑んだ世界選手権。
痛み止めの注射や薬で治療を続けるものの、完全回復とはいかないままの大会出場。
しかし不運は続きます。
大会朝の練習で、なんと右足首も捻挫してしまうという不の連鎖。
インフルエンザからまともに練習ができず、さらに左膝を痛めたことでかばいながらの練習になってしまったことが引き起こしたのかもしれません。
Number PLUS(ナンバープラス) 2015-2016フィギュアスケート 銀盤の奇跡。 |
痛み止めの薬を飲むと感覚が鈍ってしまうことを避けるため、当日の薬の服用は少量だったそう。
それでもわずかに残る感覚を研ぎ澄ませ、冒頭の4回転トーループから4回転サルコウをなんとか決めます。
結果、SP(ショートプログラム)で4回転を失敗し9位だった羽生選手は、FS(フリースケーティング)で4位につけ、総合244.99点で日本人トップの4位で終幕しました。
12月に成人を迎え、社会的に大人になった羽生選手。
ケガがきっかけで引退を早めた選手は数多くいます。
演技を長く続けるためにも、これからますます体調管理が大切になってきますね。
↑そのときのFSの動画。世界選手権2013成績は結果4位。