グランプリファイナル2014で羽生結弦が見せた完璧なジャンプのYouTube映像! [羽生結弦 YouTube グランプリファイナル]
【動画はこの記事の一番下にあります。】
スペインで行われたグランプリファイナル2014。
男子は町田樹選手、無良崇人選手ら日本の期待のスケーターたちが世界の強豪と競い合いましたね。
中でも注目度NO.1だった羽生結弦選手は、期待を裏切らない完璧な演技で見事連覇を果たしました。
チーム・ブライアン [ ブライアン・オーサー ] |
羽生選手のすごさは演技を見ればわかりますが、具体的に世界最高得点と比べても、SP(ショートプログラム)の技術点はデニス・テン選手の50.91点に対し51.11点。
演技構成点はハビエル・フェルナンデス選手の44.15点に対して44.42点。
そして合計94.08点は同じくフェルナンデス選手の93.92点をも上回る偉業だったんですね。
またFS(フリースケーティング)でも、技術点は無良選手の91.74点に対し103.30点。
演技構成点は町田選手の88.42点に対して91.78点。
さらに合計得点は10月のグランプリシリーズ第1戦で175.70点と2位を30点以上引き離して優勝した町田選手をさらに超える194.08点と、上限を知らないかのような高得点でした。
総合288.16点という数字は、現在世界最高得点保持者のパトリック・チャン選手が持つ295.27に迫る勢いです。
これまで280点超えの得点が出たのは、わずか8度。
そのうち3度はチャン選手で、町田選手が1度。
そしてなんと羽生選手は今回のグランプリファイナルで4度目となる280点オーバーを見せました。
フィギュアスケートの採点は少し特殊で、ジャンプやスピンなどの技術点には基礎点というものがあります。
そのため多少出来に不安があっても、難易度の高い技を組み込むことで基礎点を稼げたりします。
もちろん成功すれば高得点につながりますから、みんな高難度の技に挑戦するわけですね。
ただし3回転以上の大技ジャンプは跳べる回数が決まっています。
そうでないと、3回転や4回転を多く跳んだもの勝ちになってしまいますからね(^^;)
そのため4回転ジャンプに失敗し3回転になってしまったときなど、他の3回転ジャンプを1つ2回転にしないと3回転の数がオーバーしてしまうため、瞬時に判断して後半の技を変更する必要が出てきます。
華麗に舞っているようで、実は優勝には結構計算が必要な競技だったりするんですね。
↑4回転を完璧に跳んだ瞬間のYouTube映像
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