金メダリストの宿命?多忙からのアクシデント…羽生結弦の全日本2014のSP動画 [羽生結弦 動画 全日本 2014]
昨年末、さいたまスーパーアリーナで開催されたフィギュアスケートの全日本選手権。
2014年最後のこの大会には、羽生結弦選手をはじめ若手の選手が多く出場していましたね。
これからのフィギュアスケート界は羽生選手を筆頭に日本が引っ張っていくのでは?と思わせるほど、有望な若い選手がたくさん出揃っていました。
(もちろん、今でも日本はスケート界で上位にいると思いますよ!)
ソチオリンピックで優勝を飾った2013-2014シーズンが終わり、順調に進むかと思われた羽生選手ですが、実は2014-2015シーズンは羽生選手にとってトラブルの多い一年になってしまいます。
ケガや捻挫を抱えながらシーズンオフ中にはアイスショーなどに忙しく飛び回り、当然体調をゆっくり整えている暇なんてありませんでした。
オリンピックでの優勝という、今まで以上に期待のかかる名誉を獲得したからこそ、さらに忙しくなってしまったのです。
そして始まった今シーズン。
10月のフィンランディア杯は、腰痛のため急きょ出場を取りやめることになります。
また記憶に新しい中国杯では、練習中の衝突事故で氷上に血が流れ出るほどの大ケガを負って、しばらく練習ができない状況が続きました。
羽生選手はこの1年を振り返って「今年は本当にたくさんのことを経験させてもらったというか、いつも以上に精神的にも肉体的にもいろんなことがありました。でも、誰もできないようなことを経験できたと思います。たくさんの課題があって、それを乗り越えるための環境があって、それをサポートしてくれる人がいるという幸せを感じました。」と話します。
大変だからこそ毎日が充実し、多くの声援を感じられるからこそもっとがんばれる。
全日本選手権では、こう語っています。
「NHK杯からここまで、オーサーコーチと一緒に練習ができなかったというのは、普通のスケーターだったら経験できないことだったと思います。そういう経験をたくさんさせてもらいながら今年最後まで滑りきれたというのが、自分にとっては幸せだったなと思います。」
羽生選手にとって”経験”というのがどれほど大切なことなのか。
何度も繰り返すこの言葉に、こちらも考えさせられてしまいます。
↑全日本選手権2014のSP動画。ショパンの「バラード第一番」です。本大会が2014年の締めくくりとなりました。
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